冬期うつ

皆様こんにちは！

 

皆様は冬期うつという言葉をご存じですか？

 

通常のうつ症状に加え、季節とともに『過食傾向』、それに伴う『体重増加』や『過眠』などの症状が、秋の終わりから冬の初めに発症します。

春～夏の気温が高い時期にはよくなるといった傾向のようです。

 

こういった特徴の冬期うつですが、原因として挙げられているのが冬の日照時間の短さだそうです。

 

日照時間が短くなると、体内時計をつかさどる脳内のメラトニンの分泌が遅れ、セロトニンなどの脳内神経伝達物質の分泌量が低下すると言われており、それらが原因の一つと考えられているようです。

 

冬期うつの予防には…

 

◆積極的に日を浴びる　

→セロトニン不足の解消に効果！

 

◆バランスの良い食事をする　

→肉や魚、大豆などの良質なたんぱく質には、セロトニンの原料になるアミノ酸が多く含まれています

 

◆適度な運動　

→ウォーキングなどの運動することによりセロトニンの分泌や意欲などに作用するドーパミンの分泌を促進

 

などが挙げられています。

 

コロナやインフルエンザも流行中ですが、上記のような対策は基本的な健康維持に必要な対策でもあります。

 

師も走る（薬剤『師』も走る）師走。

この冬の健康対策にお勧めいたします。